LAST SNOWレクチャー 第4回「マンガは『読む』から『一緒に創る』時代に?!」を開催しました!
アートだけではなく、科学やマンガ、まちづくりなどさまざまなテーマを切り口にしたレクチャー&ワークショップをお届けする「LAST SNOWレクチャー」は、SIAF2024を一足先に体験することができるプログラムです。
7月15日(土)にLAST SNOWレクチャー第4回「マンガは『読む』から『一緒に創る』時代に?!」をオンライン開催しました。
マンガを読むのは大好きだが、描けない、作れない。でも作ってみたい!そんな思いを実現させようと生み出されたのが、マンガ作成のデザインツール「Comicaroid(コミカロイド)」。
今回はこのツールの開発者である石原 航さんをゲストに迎え、SIAF2024小川ディレクターとたっぷりトークしていただきました。
はじめに、事務局スタッフがComicaroidを活用して事前に試作したマンガをお披露目しました。マンガの主人公は、石原さんが制作した小川ディレクターのアバター。1人目のスタッフはマンガ制作初心者でしたが、「SIAF2024を紹介する」というテーマで1ページの作品づくりに挑戦しました。コマの中に3Dモデルのアバターを配置することに苦戦したようですが、操作に慣れてくると制作が面白くなってきたそうです。
続いて、マンガ家のアシスタント経験があるというスタッフが、小川ディレクターの特徴を捉えたユーモアたっぷりの作品を公開。さすがは経験者、ゲストのお二人からも高評価でした。スタッフにマンガ制作の感想を尋ねると、想像したコマ割りを瞬時に反映できて、何度もやり直しができることや、利用者がアップロードした素材を共有して制作できるこのデジタルツールに、紙に描くマンガ制作とは違う楽しさを感じたとのこと。
では、開発者がこのツールを使うとどのようにマンガが作られるのでしょうか?後半は、石原さんがComicaroidを使って制作プロセスを実演しました。コマ割り、イラストやセリフの配置などの機能を紹介しながら、なめらかなタッチでサクサク描き進め、あっという間に3ページの漫画が仕上がりました。
ストーリーは、石原さんと小川ディレクターとの関係性や、石原さんがSIAF2024に関わるきっかけとなった実話を題材としたワンシーン。クスッと笑える展開もありオンラインの場が温まりました。制作中の様子がリアルタイムで映し出されるので、ツールの機能や使い方がよくわかり、視聴者からは「とりあえずさわってみようかな」「時間を忘れて没頭しそうですね」という声が上がりました。
そして最後に、いよいよSIAF2024でのComicaroidの展開が発表されました。
その名も「Comicaroidプロジェクト」!参加者がこのツールを活用して「未来」をテーマにしたマンガを制作し、SIAF2024において作品を披露するという市民参加型のプロジェクトが始まります。
「ちょっと興味はあるけど、実際にできるか不安」という方もご安心ください。まずは、Comicaroidの体験からスタートできます。一度触れてツールの機能を知ると、その面白さや可能性を発見していただけるはずです!また、Comicaroidの開発者に操作方法を直接相談したり、参加者同士が交流したりできるオンライン・コミュニティの場も準備しておりますので、お気軽にご参加ください。
「みんなで一緒に制作の幅を広げる」という可能性を秘めたComicaroidの魅力に触れてみましょう。
当日の配信映像はこちらからご覧ください。
※映像をご覧いただきご興味を持たれた方には、Comicaroidを使用するために必要な「アクティベーションコード」をお送りしますので、以下よりお申し込みください。
https://forms.gle/3bxzJpaEY9tXrVVp8