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SIAF AS A TOOL

『WIRED』日本版は、札幌国際芸術祭(Sapporo International Art Festival, SIAF)2024のイニシアティブ・パートナーとして「SIAF AS A TOOL」を開局します!『WIRED』日本版 編集長の松島倫明がディレクターや参加アーティストにインタビューし、SIAF2024の見どころを紹介していくほか、SIAF AS A TOOLを掲げ、未来を拡張するツールとしてのアートの可能性に迫ります。

インタビュアー:松島倫明(『WIRED』日本版 編集長)

#18 ゲスト:小川秀明(SIAF2024 ディレクター)、細川麻沙美(SIAF事務局 統括マネージャー)

スピーカー小川秀明(SIAF2024 ディレクター)
札幌国際芸術祭2024ディレクター。CCBT クリエイティブディレクター。アートとテクノロジーの世界的文化機関アルスエレクトロニカでアーティスト、キュレーター、リサーチャーとして活躍。現在、同機関の研究開発部門アルスエレクトロニカ・フューチャーラボの共同代表を務める。オーストリア・リンツ在住。

細川麻沙美(SIAF事務局 統括マネージャー)
1977年東京生まれ。家の前にオープンした東京都現代美術館がきっかけで、現代美術に興味をもち、芸術学と美術教育を学ぶ。卒業後、テレビ局での展覧会制作・運営を経て、1年間カナダに滞在。2008年からは、企画・展示業務を中心にフェスティバル事務局に従事。13年に独立。これまでに「イサム・ノグチ展」(札幌芸術の森美術館、東京都現代美術館、2005年)、「スーパーエッシャー展」(Bunkamuraザ・ミュージアム、2006年)、「文化庁メディア芸術祭」(2008年〜)、「モノマチ」(台東区南部地域、2013年〜)、「art and collective intelligence」(山口情報芸術センター[YCAM]、2013年)、「札幌国際芸術祭」(札幌市、2014年〜)、「スペクトラム—いまを見つめ未来を探す」(スパイラル、2015年)等にかかわる。

#17 ゲスト:小川秀明(SIAF2024 ディレクター)、前田真子(札幌市 市民文化局長)、齋藤精一(パノラマティクス主宰)

スピーカー小川秀明(SIAF2024 ディレクター)
前田真子(札幌市 市民文化局長)
齋藤精一(パノラマティクス主宰)

行政×アートの視点から考える「芸術祭の終わりとはじまり」について。

#16 ゲスト:脇田 玲(モエレ沼公園 参加アーティスト)

スピーカー脇田 玲(モエレ沼公園 参加アーティスト)
アーティスト、サイエンティスト。慶應義塾大学環境情報学部教授。40歳を目前に受けた癌の告知をきっかけに、アートの領域での活動を本格的に始める。流体力学や熱力学に基づいた独自のソフトウェアを開発し、科学と美術を横断する映像表現に昇華。その作品は目の前にありながらも知覚できない力を可視化/可聴化/物質化し、世界の見方を更新する。アルスエレクトロニカフェスティバルほか、国内外のさまざまなフェスティバル、芸術祭で作品を展示。
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#15 ゲスト:岡 碧幸(マルチメディアアーティスト)、河村佳祐(パノラマティクス リサーチャー)、佐野和哉(札幌国際芸術祭 事務局メンバー)

スピーカー岡 碧幸 | MIYUKI OKA(マルチメディアアーティスト)
アーティスト。環境哲学と科学技術に基づく思索から、現象/記録やデータ/フィクションを組み合わせてインスタレーションや映像作品をつくる。北海道大学農学部卒、英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート情報体験デザイン修了。主な受賞歴にSTRP Award for Creative Technology(2020)、WIRED CREATIVE HCK AWARD 2021 Grand Prix(2021) 、展示歴に「遠い誰か、ことのありか」(札幌文化芸術交流センター SCARTS、2021)など。

河村佳祐 | KEISUKE KAWAMURA(パノラマティクス リサーチャー)
パノラマティクス リサーチャー。1996年北海道生まれ。建築デザインを東京大学大学院で学び、2021年にパノラマティクスに参画。現在は、制度や地域の文脈などさまざまなリサーチを軸に行政や企業などの企画、イベントの運営や建築の設計などを行なう。

佐野和哉 | KAZUYA SANO(札幌国際芸術祭 事務局メンバー)
1991年生まれ、北海道遠軽町出身。博報堂、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)、quantum、フリーランスを経て、2020年に北海道札幌市にてトーチを設立。札幌市と故郷のオホーツクエリアを行き来しながら、「どこに住んでいても、つくってゆかいに暮らす」という目標を掲げ、さまざまなメディアやコミュニティを絡めた事業開発・ブランド開発を行なっている。20年から札幌クリエイティブコンベンション「NoMaps」の実行委員を務めている。

#14 ゲスト:小川絵美子(アーティスト/プリ・アルスエレクトロニカ ヘッド)

スピーカー小川絵美子(アーティスト/プリ・アルスエレクトロニカ ヘッド)
プリ・アルスエレクトロニカ・ヘッド。オーストリア・リンツを拠点にするキュレーター、アーティスト。2008年よりアルスエレクトロニカに在籍。新センター立ち上げに携わり、以降、フェスティバル、エキスポート展示のさまざまな企画展のキュレーションを担当。13年より世界で最も歴史あるメディア・アートのコンペティション部門であるPrix Ars Electronicaのヘッドを務める。
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#13 ビジターセンタートーク「都市と自然をめぐる」

スピーカー◼︎ ︎️️スピーカー
齋藤精一、河村佳祐(パノラマティクス)
松島倫明(『WIRED』日本版 編集長)
小町谷圭、石田勝也、船戸大輔(SIAFラボ)
◼︎ ︎️️モデレーター
木ノ下智恵子(SCARTS事業統括ディレクター)
札幌国際芸術祭(Sapporo International Art Festival, SIAF)2024のイニシアティブパートナーである『WIRED』日本版のポッドキャスト「SIAF AS A TOOL」では、SIAF2024のキーパーソンや出演アーティストたちをゲストに迎え、未来を拡張するツールとしてのアートやテクノロジーの可能性に迫る。第13回は、2月4日に札幌文化芸術交流センター SCARTSで実施した都市と自然をめぐるトークイベントの内容をお届けする。(※音声の一部を編集し、長さも調整しています)
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#12 ゲスト:ニムロッド・ウェイス(ENESS クリエイティブディレクター)

スピーカーニムロッド・ウェイス(ENESS クリエイティブディレクター)
オーストラリアを拠点に活躍するアート&テクノロジースタジオ。アートとテクノロジーの境界線を超えた大型作品などを世界各国で展開している。
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#11 ゲスト:h.o(千明 裕、ジョン・ブルマリー)

スピーカーh.o(千明 裕、ジョン・ブルマリー)
欧州、日本、米国を拠点に活動する、さまざまなバックグラウンドをもつメンバーたちによるアーティスト集団。2000年に活動を開始。 『SENSE THE INVISIBLE(目に見えないものを感じ取る)』をコンセプトに、技術進歩のスピードに合わせた、目に見えない事象を顕在化する実験的プロジェクトを多く手がける。SIAF2024のディレクター、小川秀明もメンバー。
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#10 ゲスト:岡 碧幸(マルチメディアアーティスト)

スピーカー岡 碧幸(マルチメディアアーティスト)
アーティスト。環境哲学と科学技術に基づく思索から、現象/記録やデータ/フィクションを組み合わせてインスタレーションや映像作品をつくる。北海道大学農学部卒、英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート情報体験デザイン修了。主な受賞歴にSTRP Award for Creative Technology(2020)、WIRED CREATIVE HCK AWARD 2021 Grand Prix(2021) 、展示歴に「遠い誰か、ことのありか」(札幌文化芸術交流センター SCARTS、2021)など。
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#9 ゲスト:齋藤精一(パノラマティクス主宰)

スピーカー齋藤精一(パノラマティクス主宰)
パノラマティクス主宰。建築デザインをコロンビア大学建築学科で学ぶ。2006年ライゾマティクス(現:アブストラクトエンジン)を設立。16年からRhizomatiks Architectureを主宰し、20年パノラマティクスと改名。行政や企業などの企画や実装アドバイザーも数多く務める。23年グッドデザイン賞審査委員長、25年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。
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#8 ゲスト:小町谷圭、石田勝也、船戸大輔(SIAFラボ)

スピーカー小町谷圭、石田勝也、船戸大輔(SIAFラボ)
2015年、生まれて間もない札幌国際芸術祭のもと、多種多様なプロジェクトの集合体として誕生して以来、トライ&エラーを繰り返しながら、ジャンルの垣根を超えた、オープンで実験的なプラットフォームとして活動を続けています。北国・札幌ならではのクリエイティビティを模索する研究開発(R&D)、アーティストの立場に立って実際に作品制作・展示や公演を行なうアート・プロジェクト、人材発掘・育成と人的ネットワークの構築を3本の柱として確立する一方、それらを有機的に結びつけて多彩なプログラムを実施しています。札幌国際芸術祭のテーマであり、札幌の特色でもある「都市と自然」。それらのあり方や相互の関係だけでなく、そこに生まれる営みについて、国際化や情報化にとどまらない現代の多様な文脈において再考し、札幌のローカルな場所や人、物事と再接続することで、札幌ならではの文化・芸術の醸成と発信を目指します。
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#7 ゲスト:木ノ下智恵子(SCARTS事業統括ディレクター)

スピーカー木ノ下智恵子(SCARTS事業統括ディレクター)
大阪大学21世紀懐徳堂准教授。専門は現代芸術、事業企画制作、文化政策など。神戸アートビレッジセンター美術プロデューサー、大阪大学CSCD特任講師・准教授等を経て現職。展覧会やアートプロジェクト、近代産業遺産の活用や震災復興・まちづくりなどに関する文化事業を手掛ける。行政や企業などの芸術文化関連の委員・審査委員を務め、芸術文化条例の策定や文化政策に寄与している。
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#6 ゲスト:石井大輔、大木嘉人(ソニーグループ クリエイティブセンター)

スピーカー石井大輔 | DAISUKE ISHII
ソニーグループ クリエイティブセンター センター長。1992年ソニー入社。ハンディカム、ウォークマン®、AIBOなどのプロダクトデザインを担当。二度の英国赴任を経て、AIロボティクス、モビリティ、ドローンなどの新規領域や、R&D、コーポレートブランディング等幅広い領域のID/UI・UX/CDを含む統合的なクリエイティブディレクションを担う。2021年センター長に就任。16/21年 iF Award 審査員(ドイツ)。19/22年 DFA Award審査員(香港)。

大木嘉人 | YOSHIHITO OHKI
1980年米ニュージャージー州生まれ。ソニークリエイティブセンター デザインテクノロジスト。東京大学大学院総合文化研究科にてCG/HCIの研究に携わったのち、日立製作所を経て2007年にソニー入社、新たなインタラクションの研究開発等に従事。13年よりクリエイティブセンターにてデザインとエンジニアリング、ソフトウェアとハードウェアとにまたがる新な体験の開発を模索し続けている。20年9月にロンドンのデザインセンター・ヨーロッパに赴任し、23年12月に帰任。
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#5 ゲスト:長谷川 愛(未来劇場 参加アーティスト)

スピーカー長谷川 愛
静岡県出身。アーティスト、デザイナー。慶應義塾大学准教授。バイオアートやスペキュラティブ・デザイン、デザイン・フィクションなどの手法で、 生物学的な課題や科学技術の進歩をモチーフに、現代社会に潜む諸問題を掘り出す作品を発表。国内外で展示を行なう。著書に『20XX年の革命家になるには──スペキュラティヴ・デザインの授業』ほか
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#4 ゲスト:シン・リウ(未来劇場 参加アーティスト)

スピーカーシン・リウ
1991年、中国・新疆生まれ。アーティスト、エンジニア。マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボにてメディアアート・サイエンスの修士号を取得。現在同ラボの宇宙研究プロジェクトのアートキュレーターを務める。また、地球外生命の発見を目的とした非営利組織SETI研究所にもアーティストインレジデンスとして招聘されている。最近は、地球の新陳代謝、また この数十年のテクノロジーが地球に与えてきた影響などをテーマに研究を行なっている。
https://2024.siaf.jp/artist/
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#3 ゲスト:エイミー・カール(未来劇場 参加アーティスト)

スピーカーエイミー・カール
テクノロジーとバイオテクノロジーが、健康、人間性、社会、 未来にどのような影響を与えるかに焦点を当てた作品を制作している。未来をかたちづくるテクノロジーの可能性を垣間見せるカールの作品は、世界中の主要な美術館や博物館で展示されている。これまでに米国務省を通じてアーティスト外交官を務め、2019年にはBBCによる世界中の刺激的で影響力のある「100人の女性」のひとりに選ばれた。また、生命の多面的アーカイブとして作品を月面に送るプロジェクトに参加している。
https://www.amykarle.com/
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#2 雪まつり会場編『「とある未来の雪のまち」とは』

スピーカー齋藤 精一(パノラマティクス主宰)
1975年 神奈川県生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。Omnicom Group傘下のArnell Groupにてクリエイティブ職に携わり、2003年の越後妻有アートトリエンナーレでのアーティスト選出を機に帰国。2006年株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。社内アーキテクチャー部門『パノラマティクス』を率い、現在では行政や企業などの企画、実装アドバイザーも数多く行う。 2023年グッドデザイン賞審査委員委員長。2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。2023年 D&AD賞 デジタルデザイン部門審査部門長。
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#1 SIAF2024「LAST SNOWとは

スピーカー小川 秀明 (SIAF2024ゲストディレクター)
札幌国際芸術祭2024ディレクター。CCBT クリエイティブディレクター。アートとテクノロジーの世界的文化機関アルスエレクトロニカでアーティスト、キュレーター、リサーチャーとして活躍。現在、同機関の研究開発部門アルスエレクトロニカ・フューチャーラボの共同代表を務める。オーストリア・リンツ在住。
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